せっかく脱毛するのに毛が濃くなるなんてイヤ!
今回は難しい話抜きに、以下のような疑問を解決します。
- 硬毛化・増毛化とは
- どれくらいの確率で生じるのか
- もしなってしまったら、どうすればいいのか
- 予防方法はあるのか
脱毛による硬毛化と増毛化ってなに?
順番に解説していきます。
硬毛化・増毛化とは
硬毛化・増毛化とは脱毛により、毛が濃く固くなる(硬毛化)、増える(増毛化)という現象のことをいいます。
原因はしっかりと解明されていませんが、脱毛の刺激により毛が活性化してしまった結果という説が有力です。
中途半端な力で毛包を破壊しそこなったところが、パワーアップして復活という流れですね。
硬毛化・増毛化の確率
こんなことが毎回起こってしまったら、脱毛どころじゃありませんよね。
最近のしっかりしたデータはないのですが、概ね5%以下と思っておいてください。
脱毛したところから毛が生えてきたから硬毛化というわけではありません。
実際、硬毛化・増毛化のリスクはかなり低いので、気になる時は診察してもらいましょう。
硬毛化・増毛化の好発部位
実は硬毛化・増毛化の生じやすい場所は決まっています
- 顔
- うなじ
- 背中
- 二の腕
- 肩
- 太もも
などの、毛の薄い部位に生じやすいとされています。
毛の薄いところでは、黒色に反応するレーザー脱毛の刺激が中途半端になってしまい、逆に毛が活性化してしまうと考えられます。
硬毛化・増毛化が起きたらどうする
落ち着いてください。硬毛化・増毛化の対処はクリニックによって違います。
主な対処法としては以下のようなものがあります。
- レーザーの出力を上げる
- そのままレーザーをあてる
- レーザーの機械を変えてみる
- 一旦放置してみる
レーザーの出力を上げる
中途半端なパワーが原因だとすれば、しっかりあてることで解決。
そのままレーザーをあてる
硬毛化によって、黒色に反応するレーザーがしっかり反応するようになるので、一旦同じ出力であててみる。
レーザーの機械を変えてみる
最近は機械の種類も豊富なので、違う種類に変えるのも手です。
一旦放置してみる
毛が生え変わったら、もとの太さに戻っているかもしれません。
など色々と対策はありますが、脱毛を行っているクリニックやサロンでどうしたらいいか聞いてみましょう。
硬毛化の予防方法
- 医療脱毛クリニックで脱毛する
- 硬毛化のリスクが少ない機械を使う
- 針脱毛をする
医療脱毛クリニックで脱毛する
脱毛サロンは医療脱毛より、脱毛のパワーが弱いです。
パワーが弱いということは中途半端な刺激で、毛が活性化してしまうことも考えられます。
しっかりとしたパワーの医療脱毛で行うほうが、硬毛化・増毛化のリスクは低いといえるでしょう。
比較的硬毛化のリスクが少ないとされる機械を使う
蓄熱式と呼ばれる脱毛方法の機械は硬毛化・増毛化のリスクが少ないとされています。この機械を導入しているクリニックで脱毛するのもいいでしょう。
針脱毛をする
針脱毛は硬毛化・増毛化のリスクがほぼないといえます。
しかし、全身脱毛には不向きなので、硬毛化・増毛化が起きた時にその部位だけ針脱毛するというのも手です。
関連記事>>> 医療レーザー脱毛と針脱毛どっちがいいの?【医師がズバッと解決】
まとめ
以上、硬毛化・増毛化について解説させていただきました。
ひとつ言えるのは
ということです。
そもそも可能性はかなり低いですし、対処法はしっかりあります。
それよりも、今あるムダ毛をしっかりなくして快適な生活をおくれるよう脱毛にチャレンジしてみましょう!